お元気ですか。筑波みことば教会牧師の小堀です。今日もご一緒に神様を見上げて歩んでまいりましょう。
結局人生、どなたとご一緒するかということです。わたし達の一回だけのの人生80年29200日。わたし達は、どなたと歩んでいるでしょうか。あなたを不幸にしているのは癌でもなければエイズでもない。今の日本の社会でもない。あなたの心の中にある罪が、あなたを不幸にしている、聖書は語ります。
姦淫の現場で捕まった女、ファリサイ人律法学者達が石を置いて全て立ち去った後にイエスは言われたのです。
「婦人よ、あの人たちはどこにいるのか。だれもあなたを罪に定めなかったのか。女が、「主よ、だれも」と言うと、イエスは言われた。「わたしもあなたを罪に定めない。行きなさい。これからは、もう罪を犯してはならない。」ヨハネの8章の御言葉です。(11節)
この女性とイエスだけが真ん中に残りました。ファリサイ人律法学者も町の人もいなくなりました。しかし彼女は逃げようとはしなかった。イエス様のもとにとどまった。イエス様の言葉を聞いた時に、この女性は自分の過去をあいまいにするのをやめたのです。この方とご一緒するならば、もう一度人生をやり直すことができる。彼女は新しい人生に踏み出す、そんな決心をしたのです。それはイエス様の「わたしもあなたを罪に定めない。行きなさい。これからはもう罪を犯してはならない。」この御言葉を聞いたからなのです。この赦しの宣言によって、イエス様がわたしの明日に深い関心を寄せてくださっている、そのことに彼女は気が付いたのです。他の誰がわたしを罪に定めたとしても、イエス様だけはわたしの罪を赦してくださる。そこに彼女は自分の人生の回復を見ました。あなたの罪も他の誰が責めたとしても、イエス様は赦してくださいます。「わたしもあなたを罪に定めない。」イエス様はあなたにこのように宣言なさるのです。