ご機嫌いかがですか、勝田台教会の坂井です。
ペトロの手紙第二の3章8節、9節にこういう御言葉があります「主は約束の実現を遅らせておられるのではありません。そうではなく、一人も滅びないで皆が悔い改めるようにと、あなたがたのために忍耐しておられます。」
神様は一人も滅びないで皆が悔い改めるようにと、忍耐しておられるんだ。だから、最後の審判の時というのはまだ来ないんですよと、とこう教えてくれている御言葉です。今すぐ終わりの時が来たら、たくさんの人が滅びに定められてしまうから、だから待っておられるという。
恥ずかしながら私はですね、自他共に認めるせっかちな性分で、自分のイメージどおりに一日も早く完成させたい、そんな性分です。逆に言いますと、思うようにならないことは早急に見限って、すぐに次の手を考えようとしてしまいます。ガーデニングが趣味なんですけれども、いつもこんな感じでせっかちなもんですから、うまく育たない植物を、これまでにもたくさん見限って捨ててきてしまいました。本当にだめだなと反省しています。
それに比べて、神様はどこまでも粘り強く、うまく育たないわたしたちの悔い改めを、待っていてくださいます。虫にかじられて、病気を得たようなそんな小さな苗でも、枯れないようにと大切に見守り続ける園芸家のように、あなたの悔い改めを、静かに待っていてくださいます。