坂井孝宏（勝田台教会牧師）

メッセージ： 乳飲み子のように

　ご機嫌いかがですか、千葉県八千代市にあります勝田台教会の牧師をしております坂井孝宏と申します。
　今週みなさんと共に、イエス様と共に生きる喜びを分かち合っていきたいと願っています。よろしくお願いいたします。

　先日、わたしたちの教会の兄弟姉妹のご家庭に、三人目のお子さんが与えられまして、とってもかわいい赤ちゃんで、その祝福を求めてみんなで祈ってるんですけれども、そういう赤ちゃんを見ていますと、旧約聖書にあります詩編の131篇という小さな詩編を思い出します。神に対する幼子のような信頼を歌った珠玉の詩編です。「主よ、わたしの心はおごっていません。　わたしの目は高くを見ていません。　大きすぎることを　わたしの及ばぬ驚くべきことを、追い求めません。　わたしは魂を沈黙させます。　わたしの魂を、幼子のように　母の胸にいる幼子のようにします。　イスラエルよ、主を待ち望め。　今も、そしてとこしえに。」とこういう風にうたわれます。

　触れれば壊れてしまいそうな、本当に小さな、実に小さな乳飲み子は、何もできません。ただ母親の働きかけを待つしかありません。「高くを見る」ことも、「大きすぎることを求める」ことも、何もできません。何一つできない。ただ母の愛にすべてをゆだねて、注がれる恵みを、受け取っていく。わたしたちもまたそんな風に、大いなる神様の前では、だれもが乳飲み子と同じなのです。

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