持田浩次（三郷教会牧師）

メッセージ： 神様からの慰めによって

　今日もお元気にお過ごしですか。三郷教会の持田浩次です。
　パウロは、イエス様に出会うまでは、名前をサウロと言いました。サウロは、イスラエルの最初の王様の名前でもありました。

　そのサウロが、イエス様に出会ってからパウロという名前に変わりました。パウロとは、小さな者、取るに足らない者という意味です。
　パウロはもともと、クリスチャンを迫害していましたが、イエス様に出会ってからは、迫害する側から、迫害される側に変わってしまったのです。
　パウロは命をかけて、いろいろな危険や困難を乗り越えて、イエス・キリストを伝えていきました。ある時には、食べ物に飢え渇き、たびたび眠られずに過ごし、寒さにこごえ、苦難に会い、むちでうたれ、石を投げつけられたりもしました。嵐で船が壊れて、一昼夜、海にただよったこともありました。
　いろいろな苦しみや困難の中で、パウロは神様によって深く慰められました。そして、その慰められた体験を通して、今度はパウロが、苦難の中にある人々を慰めることができたのです。

　あなたが苦しみや悩みに会うのは、それによって神様から慰められるためかも知れません。そして神様から慰められたあなただからこそ、今度は、苦しみや悩みの中にある人々を慰めることができるでしょう。
　今日の聖書の言葉
　「神は、あらゆる苦難に際してわたしたちを慰めてくださるので、わたしたちも神からいただくこの慰めによって、あらゆる苦難の中にある人々を慰めることができます。」（２コリント1:4）。

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