今日もお元気にお過ごしですか。持田浩次です。
イスラエルの北の方にガリラヤ湖という湖があります。南北に20キロメートル、東西に12キロメートルで、ちょうど霞ヶ浦の西浦を少し小さくした大きさです。
イエス様と弟子たちが、船に乗って向こう岸へ渡ろうとしましたが、突然、嵐が起きて船が波にのまれそうになりました。
弟子たちはあわててしまいましたが、イエス様は船の中で眠っておられました。
弟子たちは近寄ってイエス様を起こして、「主よ、助けてください。おぼれそうです」と言いました。弟子たちの何人かは、もともとガリラヤ湖の漁師でしたが、その漁師たちが大工だったイエス様に助けを求めたのです。
イエス様は「なぜ怖がるのか。信仰の薄い者たちよ」と言われると、起き上がって風と湖とをお叱りになりました。すると、すっかり凪になったのです。
イエス様は、風も湖も従わせることのできる権威をもっています。
イエス様が一緒にいてくださっても嵐に遭うことがあります。けれども、どんな人生の嵐も、時代の波も、イエス様は支配して、あなたを無事に目的地まで守ってくださいます。
湖や海をごらんになったら、人生の嵐を静めることのできるイエス様があなたと一緒にいてくださることを思い出してください。
今日の聖書の言葉、イエス・キリストの言葉。
「『なぜ怖がるのか。信仰の薄い者たちよ。』そして、起き上がって風と湖とをお叱りになると、すっかり凪になった。」(マタイ8:26)