ごきげんいかがですか。東川口教会の櫻井です。
聖書は神様を信じて生きようとするわたしたちに対して「いつも、喜んでいなさい」と勧めています。「いつも、喜んでいなさい」と言っても、わたしたちの人生にはうれしいことも起これば、悲しい出来事も起こるはずです。それなのになぜ聖書はわたしたちに「いつも喜んでいないさい」と勧めているのでしょうか。
聖書はこの勧めの言葉の後に「主はすぐ近くにおられます」という説明を加えています。この言葉、「神様はわたしたちの手の届くところにおられる」とも訳せる言葉です。神様はわたしたちのところに近づいてくださるために、救い主イエス・キリストをこの世に遣わしてくださいました。ですから、わたしたちは神様を遠くに捜し求めて行く必要はないのです。また、わたしたちは神様に近づくために何か特別な修行を積む必要もありません。
さらに、この救い主イエスは神様を信じて生きるわたしたちの生活に日々、聖霊なる神を送ってくださり、その生活を導いてくださるのです。ですから神様はわたしたちの近くにいつもおられると聖書は語っているのです。たとえわたしたちの人生にどんなことが起こったとしても神様はわたしたちから決して離れることはありません。だから聖書は、わたしたちにそのことを「いつも喜んでいないさい」と勧めているのです。
聖書の言葉「主において常に喜びなさい。重ねて言います。喜びなさい。あなたがたの広い心がすべての人に知られるようになさい。主はすぐ近くにおられます」フィリピの信徒への手紙4章4節から5節です。