芦田高之（新浦安教会牧師）

メッセージ： 喜びむかえてくださる神

　いかがお過ごしですか。新浦安教会の芦田高之です。
　ダビデ王の名前を知っておられる方は多いと思います。今から大体3000年ぐらい前のイスラエルの王様でした。彼は、天地の造り主であられる神様を信じて生きていました。しかし、敵から命を狙われ、随分と苦労した人でした。もうだめだ、もう殺される、進退きわまった…という経験を何度もした人です。その都度、彼は、彼が信じ、助けを求めていた神様から救い出されました。
　彼はある時、自分が神様から救い出された経験をこう歌いました。詩編18編です。少し紹介します。

　「主は高い天から御手を遣わしてわたしをとらえ　大水の中から引き上げてくださる。　敵は力があり　わたしを憎む者は勝ち誇っているが　なお、主はわたしを救いだされる。　彼らが攻め寄せる災いの日　主はわたしの支えとなり　わたしを広い所に導きだし、助けとなり　喜び迎えてくださる。」（17-20節）
　敵の力は圧倒的に強くて、わたしたちは大水に呑み込まれるような、徹底的な弱さを感じるかもしれない。でも、主なる神様が、全能の力で、御自身の手を差し延ばしてくださる。わたしたちを、大水に呑み込まれているような状態から、救い出すためにです。

　あなたは今、どのような状況でしょうか。もし、とても困難な状況の中にあるなら、思い出してください。ダビデが信じた神様は、今も生きておられます。その全能の神が、御自身の手を差し延ばして、あなたを困難な状況から救いあげてくださいます。あなたの魂が平安をいただき、広い場所で憩うような心の救いを与えてくださいます。

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