いかがお過ごしですか。新浦安教会の芦田高之です。
だんだん春らしくなってきました。この放送をお聴きのあなたの地域では、もう桜が咲いているでしょうか。もう葉桜になっている地域もあるかもしれませんね。これから桜の花を楽しむ、という地域もあるかもしれません。
住んでいる地域は異なりましてもわたしたちを生かし、支え、助けてくださる神様は、すべての国々、すべての地域の人々にとって、力ある神様です。
昔、イスラエルにダビデ王という人がいました。いろいろと苦労した人です。もうだめか…という経験を何度もした人です。でも、その都度、彼が信じていた神様に助けられてきた人です。そんなダビデが、ある時こういう歌をつくって歌いました。詩編18編に残っています。初めのところを紹介します。
「主よ、わたしの力よ、わたしはあなたを慕う。 主はわたしの岩、砦、逃れ場 わたしの神、大岩、避けどころ わたしの盾、救いの角、砦の塔。 ほむべき方、主をわたしは呼び求め 敵から救われる。」(2-4節)
彼は神様を、「わたしの力、わたしの岩、砦、逃れ場、わたしの神、大岩、避けどころ、わたしの盾、救いの角、砦の塔、ほむべき方」と、呼んでいます。何度も、この神様によって助けられているので、いろんな呼び方で、神様をほめたたえています。そして、この神様に、「わたしはあなたを慕う」と言っています。
ダビデが信じ、ダビデを助けてくださった神様は、あなたにとっても、あなたの力、あなたの逃れ場、あなたの砦です。