お元気にお過ごしでしょうか。筑波みことば教会の小堀です。今日もご一緒に神様を見上げて歩んでまいりましょう。
聖書は次のように語ります。
「この人は大工の息子ではないか。母親はマリアといい、兄弟はヤコブ、ヨセフ、シモン、ユダではないか」(マタイ13:55)。
アメリカでの話です。ある説教者が裕福な大教会で説教するように招かれました。その教会から頼まれたテーマ、「真に友好的な教会」ということでした。この説教者は、一つのことを思いつきました。それは、自分が行く一週間前の礼拝に貧しい身なりをして行くことでした。
その説教の一週間前、この説教者はわざわざ古ぼけた服を着て、更には無精髭を生やして、その教会の礼拝に出席しました。彼は教会の受付の人に見向きもされませんでした。自分で席を見つけなければなりませんでした。週報も讃美歌も聖書も渡されませんでした。礼拝後に教会員と交わりをしようと思いましたが、誰も彼を相手にしませんでした。彼はそっと外に出なければならなかったのです。
翌週の日曜日、彼は講師として温かく、牧師を初め教会員に歓迎されました。説教を始めたとき、彼は先週の日曜日、貧しい身なりをした人が会衆の中にいなかったか、人々に問いかけました。そして、多くの人々は、見知らぬ人がいたことを思い出しました。これは牧師として、いつも心にとどめている逸話です。
わたし達は、外見で人々を判断していることがあります。そして、同じように、イエスをわたし達も外見で判断しているようなことがあるかもしれません。しかし、イエスこそがあなたの人生を変えるお方です。イエスはあなたを心から愛しておられます。あなたの弱さを受け入れてくださるお方です。どうぞあなたも外見で判断しないで、イエスを信じて歩んでください。