ご機嫌いかがですか、勝田台教会の坂井です。
ここのところ、病に向き合う方と共に祈るという、そんな機会が多く与えられております。
ある方をお見舞いした時に、こんな風に教えてくださいました。「先生、今自分は、トイレに行くまでの道もつらい。ごはんもおいしく食べることができないんです。夜も十分に眠れない。そういう日々を過ごす中で気付いたのは、これまでは当たり前だと思って、神様に感謝をしてこなかったことが、あまりにも多かったということです…。」そんな風におっしゃって、悔いておられました。そして、「今ふつうに食事ができること、眠れること、歩けること…すべてに感謝をするということを、今教えられているんです」と。そんな思いで、今与えられている病にも、感謝をもって向き合おうとしておられました。
旧約聖書の詩編の中には、神への感謝というものを歌ったものがあります。その中の詩編136編という、その冒頭を紹介します。
「恵み深い主に感謝せよ。 慈しみはとこしえに。 神の中の神に感謝せよ。 慈しみはとこしえに。 主の中の主に感謝せよ。 慈しみはとこしえに。 ただひとり 驚くべき大きな御業を行う方に感謝せよ。 慈しみはとこしえに。 英知をもって天を造った方に感謝せよ。 慈しみはとこしえに。」
こんな風に、感謝、感謝、感謝と続いていきます。皆さんも、神に感謝をして生きるということを、考えてみていただきたいんです。