あさのことば 2014年1月14日(火)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

風間義信(江古田教会牧師)

風間義信(江古田教会牧師)

メッセージ: 罪を償ういけにえ

 いかがお過ごしでしょうか。江古田教会の風間義信です。
 聖書の中には何回も「愛」という言葉が出てきます。そのため、聖書は愛の書物などと呼ばれることもあるようです。ところがどうでしょうか。愛という言葉は誤解されたり、茶化されたりされがちです。これはとても残念なことです。でも、聖書を読めば、そのような思いはたちまち砕かれていきます。

 聖書は言います。「わたしたちが神を愛したのではなく、神がわたしたちを愛して、わたしたちの罪を償ういけにえとして、御子をお遣わしになりました。ここに愛があります。」(1ヨハネ4:10)いけにえとは、その命をささげることです。持っている最高のものをささげるのは、それだけのことが必要だったからです。それが「わたしたちの罪」です。罪とは法律に引っかかる犯罪だけでなく、聖書が教える神の教えから外れることです。そのずれはこちら側の力で埋めることはできず、その至るところは「死」であると教えられます。それならば、わたしたちはただ終点である死を迎えるしかないのでしょうか。

 そうではありません。その埋めることのできないものを神の側から解決してくださいました。それが「罪を償ういけにえ」として起こったイエス・キリストの十字架です。それだけわたしたちの罪は重いものです。でも、それだけの犠牲を払ってくださるのは、ただただわたしたちを愛してくださっているからです。その愛の深さが命をささげてくださったことによってあらわれました。しかも、それがあなたのためであるというのが、聖書の教えです。そのプレゼントを無駄にしてしまうとしたら、何ともったいないことでしょうか。あなたを生かすために与えられたイエス・キリストのいけにえをしっかりといただいて欲しいと願っています。

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