小堀昇（筑波みことば教会牧師）

メッセージ： あなたを愛して

　お元気にお過ごしですか。茨城県つくば市の、筑波みことば教会牧師の小堀です。今日もご一緒に神様を見上げて歩んでまいりましょう。

　「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである」。（ヨハネによる福音書3:16）聖書はこのように語っています。

　神は、「世」を愛されました。「世」という言葉にあなたはどんな印象をお持ちでしょうか。それは第一に、不条理な「世」、悪者が栄え、善人が泣いているそういう「世」でしょうか。お金持ちや権力者が跋扈（ばっこ）して、弱い人や貧しい人が打ちひしがれているそんな「世」でしょうか。
　「世」という言葉が与える次のイメージは、その広さではないでしょうか。この「世」には実に70億人近い人々が住んでいるのです。とても数えられません。地球の裏側といいますが、飛行機に丸一日乗ってもたどり着けない国が、「この世」には沢山あります。

　しかし、この世界にどんなに多くの人がいようとも、どんな国の人が生活していようとも、神様はこの広い広い世界の中で、あなたを愛してくださっているのです。神様は、他の誰でもない、あなたを愛してくださっているのです。
　神は立派な人だけを愛してくださっているのではありません。神様に受け入れていただくために、立派な人間になる必要は決してありません。そのままの姿で、どうぞ神様のもとに飛び込んでください。そしてイエス・キリストを信じてください。そうすれば、神は喜んであなたを受け入れてくださるのです。先ほどお読みいたしました、ヨハネによる福音書3章16節、この御言葉の「世」というところに、あなたのお名前を入れて読んでみてください。神がどんなにあなたを愛してくださっているか、お分かりになられると思います。神は、あなたを愛しておられます。

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