おはようございます。盛岡教会の久保田証一です。
12月になりました。キリスト教のカレンダーでは、待降節という時季に入っています。救い主イエス・キリストの誕生を記念して祝うクリスマスを前にして、その時に向けて備えをする期間です。とはいっても、クリスマスケーキの予約、プレゼントの準備、クリスマスパーティーの用意を早めにしておくため、というわけではありません。
わたしたちの救いのためにこの世にお生まれになった神の子キリストの誕生を心から感謝しつつ、その意味を改めて思い巡らし、感謝するためです。
クリスマスには、なんとなく世の中がうきうきした雰囲気になってくるかもしれません。皆さんの周りではどうでしょうか。そういう中、この世に生きるわたしたち人間のために、神様が与えてくださった救い主が既にこの世に来られました。これは全世界の、全ての時代の人々に伝えられるべき大ニュースです。
この世の中で様々なことに時間を費やし、疲れを覚え、心に渇きを覚えているのがわたしたちではないでしょうか。そんなわたしたちのために、救い主は来られました。この救い主に目を向けて、その力によりすがるならば、必ずその力に触れることができ、救いをいただけます。どうぞ、聖書の御言葉からそれを求めてください。救い主イエス・キリストは言われました。「わたしを信じる者は決して渇くことがない」(ヨハネによる福音書6章35節)。