いかがお過ごしですか。ラジオ牧師の山下正雄です。
イエス・キリストはあるときこんなことをおっしゃいました。
「だから、人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい。これこそ律法と預言者である。」
この言葉はゴールデンルールと呼ばれています。ここには人を愛するとはどんなことであるのかが教えられています。
もっとも、控えめな日本人にとっては、人からしてもらいたいと思うことを人にするよりは、人の嫌がることをしない、という方がピンとくるかもしれません。
けれども、キリストが求めていらっしゃることは、何かをしないことではありません。人を愛するとは、何かをしないことではなく、何かをすることで完成するからです。その何かが何であるのか、絶えず考えながら生きることが大切です。それは相手に対して関心をもちつづけることでもあります。関心のないところに愛は生まれないからです。
今朝の言葉…「だから、人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい。これこそ律法と預言者である。」マタイによる福音書7章12節。