いかがお過ごしですか。北中山教会の坂本紀夫です。
20代、30代の頃は、50代、60代がずっと先のことのように思えたものですが、そんなわたしも還暦を迎えました。
若い時にはいつまでも続くものと感じていた体力も衰え、思いがけず2週間近い入院生活を体験することになりました。
しかし「老いていく」とは、悲しみ苦しみばかりでしょうか。
やがて訪れる「死」を、より現実的に身近に考えられる恵みの時でもあるのではないでしょうか。
日々、滅びゆく肉体をまとっているわたしたちに、復活の希望を与えてくださったお方がイエス・キリストです。
このお方は、死に向かって行く以外にはないわたしたちのために十字架に架かられ、3日目によみがえってくださいました。
この時から、死に向かって歩む人生は180度方向転換して、復活の命に向かって歩む人生が始まりました。
イエス・キリストが、そのような人生を開いてくださったのです。
聖書の言葉
「わたしは復活であり、命である。わたしを信じる者は、死んでも生きる。」ヨハネによる福音書11章25節。