ご機嫌いかがですか、勝田台教会の坂井です。
「神は本当におられるのか?」こういう問いかけを受けることがしばしばあります。そのような問いかけに対して、聖書を引きながら神存在の証明をしてもあんまり意味はないんですね。
そういうふうに問われる方はほとんどの場合、「神がおられるんだったら、どうしてこんなに現実が悲しいのか」とこういうふうに嘆いておられるんです。わたしだって時々、そういうふうに嘆きたいことがありますから。皆さんだって同じでしょう。でも、神はふところの深い方です。そういう嘆きをだまって受け止めてくださいます。そして、その人が本気でそう問うならば、必ずふさわしい時に答えてくださいます。
大事なことは、問うんだったら本気で問うことです。本気で嘆いて、祈り求めることです。そのとき初めて、主はご自身の栄光を示してくださいます。そこからわたしたちのすべてが変わり始めます。最後にエフェソ書1章17節の言葉をもって、祈らせていただきます。
「どうか、わたしたちの主イエス・キリストの神、栄光の源である御父が、あなたがたに知恵と啓示との霊を与え、神を深く知ることができるようにし、心の目を開いてくださるように。」アーメン。