いかがお過ごしでしょうか。東京恩寵教会協力牧師の千ヶ崎基です。今日も神様の御言葉に聞きたいと思います。
イエス様と弟子たちの一行は、ガリラヤ湖を舟で渡り、ゲネサレトという土地に着きました。
その土地の人々は、イエス様が来られたという知らせを、たくさんの人たちに伝えました。
すると人々は、病気を治してもらうために、病人をイエス様の所に連れて来ました。
以前、イエス様の服に触れただけで出血の止まらない病気の女性が治った出事もありました。ですからこの土地の人々は、病人にイエス様の服を触れさせたいと思い殺到しました。その結果、イエス様の服に触れた者は癒されました。
これは、確かにその通り起こったことです。病気になれば、誰だって治してもらいたいと願います。イエス様が病人を癒されたのなら、この御方に願って病気を治してもらいたいと考えるのも分かる気がします。
でも人々は、イエス様が病気を治すことができる不思議な力を持った御方だと理解してはいましたが、神の子メシアだとは思っていません。
イエス様は、人々の病気を癒すために、この世に来られた方なのでしょうか。いや、違います。イエス様は、人々を救いに導くために、神の力強いご支配が満ちている神の国に導くために世に来られたのです。
イエス様の素晴しい力はご利益のためではなく、あなたを神の国に招き、神の祝福に満たすためにあるのです。