いかがお過ごしでしょうか。東京恩寵教会協力牧師の千ヶ崎基です。今日も神様の御言葉に聞きたいと思います。
イエス様の所に、聖書の話を聞きたいと願う大勢の人々が来ました。
彼らはイエス様からたくさんの話を聞き、そして時間は瞬く間に過ぎ、日も暮れ始めていきました。
弟子たちは、群衆が空腹になり、疲れ始めているのではないかと心配しました。そこでイエス様に「彼らを解散させましょう。そして、各自で食事をしてもらいましょう」と提案したのです。
するとイエス様は、5千人以上の人々を前にして、「あなたがたが彼らに食事を提供しなさい」と言われたのです。5千人以上もの人々に食事を用意するということだけで、信じられないほどの重労働になります。12人の弟子たちだけでは対応できない作業量です。それにもまして、この時の弟子たちは、5つのパンと2匹の魚しか持っていなかったのです。
しかし、イエス様は5つのパンと2匹の魚を取り、天を仰いで賛美の祈りをささげ、パンを裂いて配り始めました。
すると、全ての人たちが満腹になるほどに増えて、しかも残り物が出たという奇跡をなされたのです。
イエス様は、深い愛と憐れみによってその力を現し、真の救いである神の国へと招き入れることができる御方なのです。