あさのことば 2013年8月6日(火)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

千ヶ崎基(東京恩寵教会協力牧師)

千ヶ崎基(東京恩寵教会協力牧師)

メッセージ: 深く憐れんでくださる

 いかがお過ごしでしょうか。東京恩寵教会協力牧師の千ヶ崎基です。今日も神様の御言葉に聞きたいと思います。

 イエス様は、神様のご支配が到来していることを伝えるため、12人の弟子たちを村々に遣わされました。イエス様から託された尊い務めを、彼らは懸命にやり抜きました。そして、どんな家に留まりどんな人々に語ったのか。人々の反応はどうだったのかを、イエス様の所に帰って報告しました。

 するとイエス様は、「さあ、あなたがただけで静かな所に行き、しばらく休みなさい」と言われました。弟子たちが、食事をする暇もないほど働いて帰って来たからです。
 この時、弟子たちやイエス様の話を聞きたいと思う大勢の人々が押し寄せて来ました。そこでイエス様は、集まって来た群衆に向かって教え始めました。なぜイエス様は、群衆の方を見て、教え始めたのでしょうか。

 聖書には、イエス様が彼らを見て「飼い主のいない羊のような有様を深く憐れんだ」と理由が述べられています。
 つまり、仕事で疲れて帰って来た弟子たちには、「しばらく静かなところで休みなさい」と声をかけ、もっと聖書の話を聞きたいと押し寄せてきた群衆に対しては、その求めに応じて教え始められたのです。
 イエス様は、わたしたち一人ひとりに必要なことを見抜かれ、深い憐れみと配慮によって、ご自分との関係に招かれる神様であることを知りましょう。

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