お元気でお過ごしですか。筑波みことば教会の小堀です。今日もご一緒に神様を見上げて歩んでまいりましょう。
聖書は次のように語ります。「二人はすぐに網を捨てて従った」(マタイ4:20)。もう一箇所では「この二人もすぐに、舟と父親とを残してイエスに従った」(マタイ4:22)。これは共にマタイの福音書4章の御言葉ですが、イエス様に招かれたペトロとアンデレは、「直ぐに」イエス様に従いました。この「直ぐに」、という御言葉は、マルコが特に好んで使う御言葉で、マルコの福音書では、なんと42回も使われているそうです。しかし、マタイは僅か7回しか使っていないそういう御言葉です。イエス様の招きがあったならば、躊躇する必要はありません。イエス様の招きは、最高の招きですから、「直ぐに」イエス様に従っていくのです。そしてこの「従う」という言葉は、マタイが好んで用いた御言葉ですが、「直ぐに」イエス様に従っていきましょう。
十数年前、天に帰られたわたしの恩師が、わたしが神学生の時にわたしを呼んで言われました。小堀君、神様に用いられる秘訣を三つ教えてあげるよ。わたしは、え〜っと、身を乗り出しました。
伝道者は、3分で証ができなければならない。伝道者は、5分で説教ができなければならない。伝道者は、3日で引っ越しができなければならない。このように言われたのでした。
結局直ぐに従う人が、イエス様に用いられる人なのだ。先生は言われたかったのです。そして君も躊躇なくイエス様に従うことだ。今も忘れることができない言葉です。
願わくは、イエス・キリストからお声をかけられたときに、自分を捨て「直ぐに」イエス様に従っていこうではありませんか。イエス様は愛の御手をもってあなたを愛し、招いていてくださるのです。イエス様のお声を聞いたならば、直ぐに喜んで従っていくものでありましょう。それではまた、御機嫌よう。