お元気にお過ごしですか。筑波みことば教会の小堀です。今日もご一緒に神様を見上げて歩んでまいりましょう。
「わたしは黙し続けて 絶え間ない呻きに骨まで朽ち果てました。御手は昼も夜もわたしの上に重く わたしの力は 夏の日照りにあって衰え果てました。」詩編32編の2節以下でダビデはこのようにうたいました。
ダビデは自分の部下、ウリヤの妻バトシェバと姦淫の罪を犯し、妊娠させてしまいます。彼は、何とかこの罪をごまかそうと、前線からウリヤを呼び寄せるのです。バトシェバの所に帰らせようとするのです。しかし、忠義で律儀な彼は、兵隊達が命がけで戦っているのに、自分だけが家で寝ていられるかと、彼は家に帰ろうとしないのです。ダビデは、とうとう非常手段を取って、ウリヤを最前線の激戦地に送り込んで、殺してしまいました。これで全てが終わったと、ダビデは思ったことでしょう。そして、まんまとバトシェバを召しいれるのです。
しかし、それで終わりではありませんでした。他の誰がこの罪を知らなくても、神様は知っておいでになります。他の誰がこの罪を知らなくても、自分自身がこれをよく知っている。このダビデの罪が、それ自身が、ダビデの良心を咎め、責めはじめたのです。どんなに逃げようとしても、忘れてしまおうとしても、駄目なのです。その罪から来る苦しみに、ダビデは日々苦しみ続けたのです。それが、冒頭の御言葉なのです。
しかし、どんな罪でも悔い改めてイエス・キリストを信じるならば、あなたは罪赦され、永遠の命を得ることができる。神は、あなたの過去、そして今、これから、全ての罪を許してくださいます。あなたも、イエス様を信じてどうぞ歩んでください。イエス様は、あなたを愛しておられます。あなたの罪を赦し、永遠の命を与えてくださるのです。それではまた、御機嫌よう。