今日もお元気にお過ごしですか。三郷教会の持田浩次です。
この時期になると、卒業や進学、就職や転勤と移動される人も多いと思います。新しい学校に入学する人や、新しく就職したり、転勤で新しい土地に旅立つ人もおられます。
人との別れには、それまでの関係を失ってしまうかもしれない寂しさと、これからの新しい関係を築いていく不安が重なります。無理もないことだと思います。
信仰の父・アブラハムも、75歳になったとき、神様から「生まれ故郷を離れて、わたしが示す地に行きなさい」と言われました。
アブラハムは、神様の言葉に従って住み慣れた町から旅立ちました。それまでの古い生活をすてて、神様だけに信頼して生きていくという、新しい生き方を始めたのです。
アブラハムは神様に従いました。彼は行く先々でそこまでの神様の導きを感謝し、そこからの導きを祈り求めて礼拝しました。
わたしたちの人生も、神様に信頼して生きていく天国までの旅のようです。ある時は、それまでの古い生き方をすてる勇気が必要になります。またある時は、新しい一歩を踏み出す決断が求められます。そのようにして神様に信頼する時、神様はあなたを必ず導いて、その旅路を守ってくださいます。
今日の聖書の言葉。
「信仰によって、アブラハムは、自分が財産として受け継ぐことになる土地に出て行くように召し出されると、これに服従し、行き先も知らずに出発したのです。」ヘブライ人への手紙11章8節。