あさのことば 2013年3月14日(木)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

大場康司(南浦和教会牧師)

大場康司(南浦和教会牧師)

メッセージ: 主イエス・キリスト

 いかがお過ごしでしょうか。わたしは南浦和教会の大場康司と申します。
 百田尚樹さんの小説「影法師」を読みました。江戸時代が背景の時代小説です。武士である主人公には竹馬の友がいました。しかしこの友は、不遇のうちに人知れず死んでしまいます。
 多くの年を経て、主人公は、この友がなぜ死んだのかを探ります。するとそこに見えてきたのは、この友が、主人公のために、彼を助けるために、進んで犠牲となっていた、ということでした。

 わたしがこの小説を読んで、すぐに思い浮かべたのは、主イエス・キリストのことです。そして、主イエス・キリストは、この小説の「友」以上の御方です。まことの神の子が、人となられた。これが主イエス・キリストです。
 主は、わたしたち一人ひとりのために、十字架の上で死んでくださいました。その死によって、主を信じるわたしたち皆の、その罪を赦してくださっています。それは、わたしたちを愛してくださっているからです。この主が、わたしたちと共にいてくださいます。わたしたちに必要なことは、ただ主イエス・キリストを信じることです。必要なことはそれだけです。そのとき、神さまの大きな愛のうちにわたしたちは生かされるのです。

 今日の御言葉。「しかしわたしたちがまだ罪人であったとき、キリストがわたしたちのために死んでくださったことにより、神はわたしたちに対する愛を示されました」。ローマの信徒への手紙5章8節。

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