いかがお過ごしですか。新浦安教会の芦田高之です。
皆さんは、いろいろな状況の中を歩んでおられるでしょう。暗闇の中を歩いているような、そんな辛い状況の中におられる方もいらっしゃるでしょう。天の父なる神様が、折りにかなって、慰めを、平安を与えて下さいますように。
私には父親がいました。数年前に亡くなりましたが、今でもよく思い出します。今思うと、いい父親だったと思います。でも、欠点もたくさんありました。
そして今、私自身が三人の子どもたちの父親です。子どもたちは私のことをどう思っているのか。ちょっと怖くて聞きたくないような気もします。でも、私は自覚しています。私は絶対に完璧な父親ではないということを。欠点があります。弱さもあります。そして、子供たちが困っているとき、助けてあげたいという真実な思いはありますが、しばしばその実力がありません。実力不足な父親です。それから、私は子どもたちを見守り続けたいと思っても、やがては必ず死にます。
私だけではありません。肉親の父親は、愛情があっても子どもたちを守り支え続けることはできません。それどころか、やがて私は子どもたちの世話をするどころか、子供たちからお世話をしてもらう立場になります。それが肉親の父親です。
しかし、天の神様は私たちの本当のお父さんです。私たちを助け続ける実力があります。決して死ぬことのない、生き続けておられるお父さんです。欠点もない完璧なお父さんです。そんな、本当のお父さんがいる。その事実をあなたにも知っていただきたいのです。