いかがお過ごしでしょうか。羽生栄光教会の村田寿和です。
今週は「復活」についてお話ししています。パウロが告げ知らせたイエス・キリストの福音には、わたしたちを救う力があります。では、パウロはどのような言葉で、福音を告げ知らせたのでしょうか。コリントの信徒への手紙一第15章3節から5節までをお読みいたします。
「最も大切なこととしてわたしがあなたがたに伝えたのは、わたしも受けたものです。すなわち、キリストが、聖書に書いてあるとおりわたしたちの罪のために死んだこと、葬られたこと、また、聖書に書いてあるとおり三日目に復活したこと、ケファに現れ、その後十二人に現れたことです。」
パウロが告げ知らせた福音の要点は、イエス・キリストの十字架の死と復活です。キリストの十字架の死と復活は、「聖書に書いてあるとおり」起こった、預言の実現でありました。しかも、キリストの十字架の死については、「わたしたちの罪のため」であったと記されています。イエス・キリストは、何一つ罪のないお方でありながら、わたしたちの罪を担って十字架の上で死んでくださったのです。なぜ、そのようなことを断言することができるのでしょうか?それは、キリストが聖書に書いてあるとおり、死から三日目に復活されたからです。どうぞあなたも、この復活の光の中でイエス・キリストの十字架を見上げてください。