いかがお過ごしですか。三川栄二です。今日は作者は不明ですが、「御心が行われますように」という祈りを共に祈りたいと思います。
「日は暗く空は曇り、わたしの計画がことごとく挫折してしまった時、愛する主よ、わたしにかく言う力をお与えください。御心が行われますようにと。たえまなく悩みが襲いかかり、苦しみでわたしの心がひるむ時、心を静めてかく祈る力をお与えください。御心が行われますようにと。教えてください。愛する主よ、あなたの備えている道を歩むべきことを。そしてわたしの支えとなってください。日ごと日ごとに御心が行われる道で。」
わたしたちは自分の人生が、思い通りに運んでいるときには、「御心が行われますように」と祈れます。しかし自分の思い通りにはことが運ばず、願ったとおりに道が開かれていかない時、「御心が行われますように」とは祈れません。むしろ挫折を味わう中で、御心を疑い、思い通りに道が開かれないことで、御心をうらんでしまいます。しかしまたそうした苦しみを通る中で、やはり御心に従うことが一番の幸いであることにも気づかされていきます。
今日がどんな一日になるか、わたしたちは知る良しもありません。だからこそ、こう祈りたいと思います。「御心が行われますように」と。