ごきげんいかがですか。東川口教会の櫻井です。
先日、テレビのあるクイズ番組で「プロテスタントの教会で働く教職者はなぜ牧師と呼ぶのでしょうか」という問題が出されていました。牧師は羊飼いが羊を導くように、教会に集う人々を神様に導く勤めが託されています。だから牧者の牧という字を使って牧師と呼ぶのです。しかし、テレビのクイズに出るくらいですから、一般の人には牧師がどんな職業なのか、あまり理解されていないようです。
牧師の仕事にとって最も大切なのは、神様の言葉を伝えることです。牧師は教会の礼拝で神様の言葉を解説します。また悩んでいる人、苦しんでいる人のところに行って神様の言葉を伝えます。また病床で苦しんでいる人にも神様の言葉を語るのです。ですから牧師は神様の言葉を伝えるために、自分で聖書を熱心に読まなければなりません。聖書の言葉を通して神様がわたしたちに何を教えようとしておられるかを理解した上で、その言葉をたくさんの人々に伝えなければならないからです。
神様は、神様の言葉が語られるところで豊かに働いてくださるのです。そして神様は、今も神様の言葉を聞く人の心を癒し、救いへと導いてくださいます。だから牧師は神様の言葉を伝え続けるのです。是非、あなたも教会に来て神様の言葉を聞いてください。
聖書の言葉
「御言を宣べ伝えなさい。時が良くても悪くても、それを励み、あくまでも寛容な心でよく教えて、責め、戒め、勧めなさい。」テモテへの手紙二 4章2節(口語訳)です。