ごきげんいかがですか。東川口教会の櫻井です。
わたしが教会に行ってイエス様を信じるようになり、洗礼を受けたのは大学生のときのことでした。そのすぐの後、たまたま町で会ったわたしの古い友人たちに「教会に行って洗礼を受けた」と告げました。すると友人たちは皆、口をそろえたように「今度はどのくらい続くのかな」と言うのです。子供のときから何をしても長続きしないわたしでしたから、友人たちがそう答えたのも無理はありません。あれからすでに35年近い歳月が流れました。ですから、わたしが今も信仰を持ち続けることができているのは、奇跡だと言えるかもしれません。
わたしたちの持っている力は決して当てにはならないものです。だからわたしたちが信仰を持ち続けるためには自分の力ではなく、神様の力が必要なのです。それではわたしたちはその神様の力をどこで受け取ることができるのでしょうか。その場所が教会です。教会では毎週礼拝が献げられ、神様の言葉を聞くことができます。また、信仰の仲間たちが共に祈り、励まし合っているのです。
わたしたちの弱さをご存じである神様はわたしたちに教会を与えて、わたしたちを助けてくださるのです。だからわたしたちが信仰を持ち続けるためには、この教会から離れないで、そこで神様の助けを受ける必要があるのです。
聖書の言葉
「神はまた、すべてのものをキリストの足もとに従わせ、キリストをすべてのものの上にある頭として教会にお与えになりました。」エフェソの信徒への手紙1章22節です。