いかがお過ごしですか。北中山教会の坂本紀夫です。
ある夜、一人の男が夢を見ました。イエス様と一緒に海岸を歩いている夢でした。人生の最後のシーンが映し出された時、ところどころ、足跡が一組しかないことに気づいた彼はイエス様に尋ねました。
「わたしが、最も苦しかった時、落ち込んでいた時に、どうして一緒にいて下さらなかったのですか?」
イエス様は答えます。
「わたしは、あなたから離れたことはなかった。悩みの日に足跡が一組しかなかったのは、わたしがあなたを背負っていたからだ。」と。
この詩を読むたびに、大きな慰めを感じます。
わたしたちは、心悩ませるさまざまな問題を抱え込んで生活しています。
不安や恐れの中で、孤独な戦いをしなければならないこともあるでしょう。
しかし、そのような時にこそ、イエス様はあなたのすぐ傍らを一緒に歩んで下さるお方なのです。あなたを背負ってくださるのです。
聖書の言葉
「神は真実な方です。あなたがたを耐えられないような試練に遭わせることはなさらず、試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えていてくださいます。」コリントの信徒への手紙一 10章13節