今年のイースターは4月8日の日曜日。あなたもお近くの教会にいらっしゃいましたか?イースターに洗礼を受けましたというリスナーの皆様、どうぞ係りにお知らせくださいね。素敵な記念プレゼントを用意しています。
先週からイースター特集として、中学生の時から私の番組を聴いていてくださっていたハーピスト、佐々木冬彦さんの演奏をおききいただいています。今は、バイオリンの宮野陽子さんとご結婚。コンビを組んで日本の各地だけでなく、海外でも演奏会を開いて活躍。本当に嬉しいことですね。佐々木さんだけではなく私たちの番組をきっかけにキリスト教会に行って、クリスチャンとなられた方々がたくさんいらっしゃいます。
では、早速「復活 目覚める時は君も一緒だ」をお聴きいただきましょう。この曲は佐々木さんの作曲で「春(儚い夢)」「夏(すべては過ぎ去ってゆく)」「秋(間奏曲)」「冬(孤独・受難曲)」そして「終曲(復活 目覚める時は君も一緒だ)」と組曲なっているのです。
私たちが人生の四季を重ねながら歩み、やがて天国のドアが開かれて、栄光に輝く天の御国に辿り着く。イースターを迎えたこの時、ますます復活の喜びを神様からいただくという恵みの素晴らしさを思わされますね。
いかがでしたか?さて、福音書にはイエスさまの復活の出来事がたくさん記されていますね。あなたもこのイースターの時、ぜひ読んでみてください。もし、聖書がなかったら今日のほほえみ全員プレゼントは「新約聖書」ですから、すぐ携帯から、ホームページから申し込んでくださいね。お待ちしています。
私は以前、ヨハネによる福音書20章を読んで「そうなのか!復活のイエスさまが最初にあらわれてくださったのは弟子達ではなく、マリア、なんと女性だったのだ!」と嬉しいような気持ちになったことがありました。今、聴いたり読んだりしてくださっているあなたも女性だったら同じように思われたかもしれませんね。マリアは自分の名前を呼ばれ、いつも耳にしていた懐かしいイエスさまの御声だと気づきます。そのときはっきりイエスさまだとわかったのです(20:16)。そして、そのまますぐ弟子達に復活を告げ知らせることになっていくのです。「わたしは主をみました。」(20:18)。復活されたイエスさまの御声は、きっと豊かな心に響く、落ち着いた力強い御声であったことでしょうね。
この信じがたい出来事、でも確かに起こった出来事を体験したマグダラのマリヤは、どんな気持ちで駆け出したのでしょうね。きっと走り出しながら大声で叫びたかったかもしれません。いやきっと叫びたい興奮に満ちた瞬間であったと私には思えます。「イエスさまは復活された!」驚くべき一大事が事実として起こったのですから。その場面を想像すると私の気持ちもドキドキしてきます。一刻も早く告げ知らせたいと思ったことでしょう。
そして今を生きる私たちも、一番最初の復活の証人マリヤのように、今この一瞬もあらゆるところでこの復活の喜びを告げ知らせています。やがてそれぞれの人生の幕が閉じられるとき、死は終わりではなく輝かしい復活の朝に目覚めるのですから。その「天国のドア」に向かって今日も共に生きているのです。
ルカによる福音書にはこのように記されています。「そしてイエスは聖書を悟らせるために彼らの心の目を開いて言われた。「次のように書いてある。「メシアは苦しみを受け、三日目に死者の中から復活する。また、罪の赦しを得させる悔い改めが、その名によってあらゆる国の人々に宣べ伝えられる」と。」(24:45-47) くまだなみこ