いかがお過ごしでしょうか。東京教会の今井献です。
クリスマスが近づいてきて、クリスマスの飾りもますます増えてきました。この時期はキリスト教が少し身近に感じられるのではないかと思います。
さて、イエス・キリストによる救いの訪れについて、聖書が「福音」という特別な言い方をしていることをご存知の方はおられますか。英語に訳せばグッド・ニュースという意味であり、日本人にもグッド・ニュースのほうがことばの意味がよくわかるかもしれません。
では福音、グッド・ニュースの中身は何でしょうか、何がグッド・ニュースなのでしょうか。グッド・ニュース、福音とは何のことですかとクリスチャンに聞いても、きちんと答えるのは難しいようです。
コリントの信徒への手紙一の15章1節以下を読むと、福音について「キリストが、聖書に書いてあるとおりわたしたちの罪のために死んだこと、葬られたこと、また聖書に書いてあるとおり三日目に復活したこと」(15:3-4)と書いていて、キリストの死と復活が福音の内容であることがわかります。
もちろん、キリストの誕生も救いの出来事なのですが、キリストは十字架で死んで復活するためにお生まれになりました。クリスマスに教会に行く方もおられると思います。どうかクリスマスだけでなく、キリストの死と復活の意味、すなわち福音を知り、救い主であるイエス・キリストを受入れてください。