いかがお過ごしですか。千城台教会の田上尚美です。
わたしは2人の子どもの母親です。今は中学2年の長男が、まだ生まれて半年ほどたったころでしょうか、ある牧師から、教会で幼児教室を主催してみなさいと勧められました。わたしはどちらかというと子どもは苦手です。しかも慣れない子育てに振り回される毎日です。全く自信がありませんでした。それから約半年間悩んだ末に、ようやく育児サークルを始める決心をしました。これは、わたしにとっては結婚の次に長くかかった結論でしたね。
初めはその牧師の奥様に絵本や手遊び、母たちへのお話などを一から教わりました。今もそれを基本に教会員のボランティアと活動を続けています。
サークル名は「おはなしぽけっと」。毎回10人程の若いお母さん達が、教会の敷居の高さも気にせずに、我が子を連れ、友だちを誘って集まってきます。夏休みにはOBたちも加わり、会堂は子どもで一杯です。幼稚園前の幼児が対象ですから普通は1〜2年の付き合いですが、中には3人、4人と出産されるお母さんもいて、長いお付き合いになります。
毎年3月、「おはなしぽけっと」を卒業した子ども達は、今度は近所のキリスト教系の幼稚園へとごく自然につながっていきます。
神様は、幼い子どもと母たちにいつも目を留めていて下さるのですね。イエス様は「子供たちをわたしのところに来させなさい。妨げてはならない。神の国はこのような者たちのものである」(マルコ10:14)とおっしゃっています。