いかがお過ごしでしょうか。羽生栄光教会の村田寿和です。
新約聖書にある使徒言行録第2章4節をお読みします。
「すると、一同は聖霊に満たされ、“霊”が語らせるままに、ほかの国々の言葉で話し出した。」
約束の聖霊は、イエスが天に昇られてから10日後のペンテコステの日に、弟子たちの上に降りました。弟子たちが一つに集まって祈っていると、突然激しい風が吹いてくるような音が聞こえ、炎のような舌が分かれ分かれに現れ、一人一人のうえにとどまったのです。聖霊に満たされた弟子たちは、霊が語らせるままに、他の国々の言葉で語り出しました。弟子たちはいろいろな国の言葉で、神の偉大な業を語り出したのです。
これには象徴的な意味があります。それは、いろいろな国の言葉で、神の偉大な業が語られ、また聞かれるようになるということです。神の偉大な業とは、神がイエス・キリストを十字架の死から復活させられたことです。わたしたちは神の偉大な業が日本語で語られているのを今、聞いています。ペンテコステの日の幻は、わたしたちの上にも実現しているのです。
今朝の御言葉
「すると、一同は聖霊に満たされ、“霊”が語らせるままに、ほかの国々の言葉で話し出した。」