いかがお過ごしですか。三川栄二です。
毎日の生活のことで悩みや心配の尽きないわたしたちですが、そんなわたしたちに主イエスは、約束してくださいました。「だから『何を食べようか』『何を飲もうか』『何を着ようか』と言って、思い悩むな。あなたがたの天の父は、これらのものがみなあなたがたに必要なことをご存知である」(マタイ6:32)と。
わたしたちの必要を知る方が、その必要の全てを満たしてくださる。この主イエスの言葉を信頼できるのは、主ご自身もこの信頼の中で生活されたからです。ご自分は裕福で満ち足りていたけれど、貧しく悩む人々のために安っぽい気休めを語られたのではありませんでした。「狐には穴があり、空の鳥には巣がある。だが、人の子には枕する所もない」(マタイ8:20)と言われた方の約束です。ご自分も食べる物に事欠き、心安らいでくつろぐ場所がありませんでした。多くの弟子を抱えて、彼らを養わなければなりませんでした。そのように毎日の生活に困窮する中での言葉なのです。
しかしそこで主は、たしかに自分たちの必要を知り、それを満たしてくださる天の父の守りと助けを実感された、その中で言われた言葉が、「あなたがたの天の父は、これらのものがみなあなたがたに必要なことをご存知である」というものでした。
だからわたしたちも、この主の約束を握り締めて、今日を始めていくことができるのです。わたしの必要を知る方が、必ず今日の必要を満たしてくださると信じることができるからなのです。