いかがお過ごしですか。三川栄二です。
数年前から朝早く起きて仕事をするようになりました。真っ暗なうちに起き上がり、静寂の中で仕事をすると、とても能率が上がります。次第に空が白み始めていきますが、その少し前から小鳥たちが競うようにさえずっていることに気づきます。こんな街の中でも何種類もの小鳥がいるようで、とてもにぎやかです。
そんな小鳥のさえずりを耳にするたびに思い出すのが、次の主イエスの言葉です。「空の鳥をよく見なさい。種も蒔かず、刈り入れもせず、倉に納めもしない。だが、あなたがたの天の父は鳥を養ってくださる。あなたがたは、鳥よりも価値あるものではないか」(マタイ6:26)。生活の心配や先行きの不安で心を一杯に膨らませるわたしたちに、主イエスが語ってくださった言葉です。主はこうも言われました。「だから、言っておく。自分の命のことで何を食べようか何を飲もうかと、また自分の体のことで何を着ようかと思い悩むな」(マタイ6:25)と。
思い悩むとは心がばらばらになるということですが、あれやこれやと心配するうちに、わたしたちの心はばらばらになってしまいます。そんなわたしたちに主が教えてくださったのは、小さな鳥さえ養い守ってくださる天の父のことでした。
「あなたがたの天の父は、これらのものがみなあなたがたに必要なことをご存知である」(マタイ6:32)。
今日も、今日の必要を知って、それを備えてくださる天の父を信頼して元気に始めていきましょう。