いかがお過ごしでしょうか。東京恩寵教会協力牧師の千ヶ崎基です。
今日も神様の御言葉に聞きたいと思います。
マルコによる福音書4章24節から25節にイエス様が話された、「秤」のたとえ話が出てきます。イエス様はこのように言われました。「何を聞いているかに注意しなさい。あなたがたは自分の量る秤で量り与えられ、更にたくさん与えられる。持っている人は更に与えられ、持っていない人は持っているものまでも取り上げられる」。
イエス様がこれまで話して下さったたとえ話は、神様の御言葉である聖書の言葉をどのように聞くことが大切なのかを語っています。神様の御言葉である聖書を、また聖書に基づく説教やメッセージを、どんなものとして聴いているのか。それが大切なことなのです。教会での説教や、「あさのことば」のメッセージは、単なる聖書の講義や良い説法ではありません。
そうなのです。神様の御言葉、わたしたちを照らす光輝く御言葉を聞いているのです。主イエス・キリストが御自身の命を十字架の上で捨て去ってでも、わたしたちを愛したいと思っていることを知らせる御言葉を聞いているのです。神と人を愛する力となる御言葉を聞いているのです。命が溢れてくる、主の十字架の恵みとしての愛の御言葉、神と人を愛する力をもたらす御言葉として聞いているのか。そのどちらなのか、良く考えながら聞くように。
神様の御言葉に聞く人は、イエス様のことが分かり、恵みを豊かに与えられるのです。