小堀昇（筑波みことば教会牧師）

メッセージ： 愛の長さ、高さ、広さ、深さ

　お元気にお過ごしですか。筑波みことば教会教会の小堀です。今日もご一緒に神様を見上げて歩んでまいりましょう。

　さて、神は愛です。これは聖書を貫く一つの大切なテーマです。では、神様の愛とはどのようなものなのでしょうか。御言葉は語ります。
　｢また、あなたがたがすべての聖なる者たちと共に、キリストの愛の広さ、長さ、高さ、深さがどれほどであるかを理解し、人の知識をはるかに超えるこの愛を知るようになり、そしてついには、神の満ちあふれる豊かさのすべてにあずかり、それによって満たされるように｣（エフェソ3:18-19）。御言葉はこのように語るのです。

　今日の御言葉は神の愛を四つの角度から語っています。まず第一番目に神の愛の｢広さ」です。それは、わたし達の小さな理性では到底理解し尽くすことが出来ない、神の愛の大きさ、その包容力です。人間の愛には限界があります。しかし、神の愛は無限です。全ての罪人を受け入れて、それでも尚余りがあるすばらしい愛なのです。
　第二番目に｢長さ｣です。これは神の愛の忍耐力です。その愛はどこまでいっても終わりがありません。神は何処までも忍耐して下さる、だからこそ、身を委ねることができるのです。
　そして、第三番目、第四番目が神様の愛の｢高さ」、そして「深さ｣です。神の愛ほどに高く崇高なものはなく、わたし達人間の罪の深みにまで降りてきて下さったが故に、深い、深い愛である、そのように言うことができます。

　そして、この愛は一言で言うならば、｢人の知識をはるかに超えた愛」(3:19)。そう言うことができると思います。わたし達はこの愛によって愛されているのです。どうぞあなたもこの愛を知ってください。それではまた、御機嫌よう。

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