ごきげんいかがですか。東川口教会の櫻井です。
「わたしは復活であり、命である。わたしを信じる者は、死んでも生きる。生きていてわたしを信じる者はだれも、決して死ぬことはない」(ヨハネ11:25)。
これはイエスの語られた言葉です。イエスは救い主としてわたしたちのために十字架にかかり、命を献げられました。このイエスのみ業によって、わたしたちには永遠の命の祝福が約束されているのです。そして、イエスはこの永遠の命が本当であることを証明するために、墓から甦り、復活されたのです。
ところで、このイエスの言葉の後半では「生きていてわたしを信じる者はだれも、決して死ぬことはない」と語られています。この言葉は何を教えているのでしょうか。わたしたちは必ず一度はこの人生で死を経験しなければなりません。その死から逃れることができる人は誰もいないのです。
わたしたちの地上の命には限りがあります。ですから、このイエスの言葉は、永遠の命の祝福がわたしたちの限りあるこの地上での命のうちにすでに始まっていることを教えているのです。つまり永遠の命の祝福は遠い将来ではなく、わたしたちの毎日の信仰生活の中で味わうことができると言うのです。このように聖書が語る永遠の命の祝福は、今を生きる私たちに与えられているものなんです。
聖書の言葉
「わたしが与える水を飲む者は決して渇かない。わたしが与える水はその人の内で泉となり、永遠の命に至る水がわき出る。」ヨハネによる福音書4章14節です。