ごきげんいかがですか。綱島教会の川杉安美です。
新約聖書・ヘブライ人への手紙の11章には、アブラハムとかモーセとか、神様を信じて生涯を歩んだ多くの人たちの例が記されています。そしてさらにもっと色々と語るならば、時間が足りないとまで言います。
そのように、信仰をもって生涯を歩んだ多くの人たちのことを記して、わたしたちはそのような《おびただしい証人の群れに囲まれている》と言います。「おびただしい群れ」というのは、「空の雲のように」という意味でもあります。空の雲のように、たくさんの信仰の証人に囲まれているというのです。それだけたくさんの証人がいるのだから、信仰の歩みをしっかり歩もうではありませんかと勧めているのです。忍耐強く歩もうではありませんかと勧めているのです。
キリスト教の歴史はすでに2000年以上もたちました。今のわたしたちには、聖書の中だけではなく、すでに2000年以上の歴史にわたって、聖書を信じ、イエス・キリストを信じて、生涯を歩んだ人たちが無数にいます。様々な困難や迫害をも乗り越えて、信仰の生涯を全うした人たちが証人として与えられています。確かにイエス・キリストは今も生きて働いておられるということをその生涯を通して証言してくれています。聖書の記事は本当のことだと、その生涯を通して証言してくれています。もう証拠は十分なのです。あとはそれを信じるだけなのです。主イエス・キリストを信じましょう。