いかがお過ごしでいらっしゃいますか。せんげん台教会の浅野正紀です。今日も聖書の教えに共に耳を傾けましょう。
聖書には、神様から約束と励ましを受けた人物が多く登場します。今日はその中の一人、ダビデを紹介します。ダビデはエッサイの末の子で、羊の番をしている人物でした。ある時、神様に見出されてサウル王の部下となり、後にイスラエル王国の王となりました。そして、ダビデに神様から次のような約束が与えられたことがサムエル記下7章16節に記されています。「あなたの家、あなたの王国は、あなたの行く手にとこしえに続き、あなたの王座はとこしえに堅く据えられる」。神様は、ダビデにその子孫が王座を受け継ぎ、その王国が永遠に続くという約束を与えました。
ただし、この王国は地上のイスラエル王国のことではありませんでした。神様がダビデに約束した王国は、主イエス・キリストの誕生によって実現しました。主イエスの誕生をマリアに告げに来た天使ガブリエルは、ルカによる福音書1章32節でこう言いました。「その子は偉大な人になり、いと高き方の子と言われる。神である主は、彼に父ダビデの王座をくださる」。
主イエスは、ダビデの子孫としてこの地上に生まれてくださり、わたしたちを守り導くまことの王となってくださいました。このまことの王である主イエス・キリストに従って、生きていきましょう。