いかがお過ごしですか。新座志木教会の杉山です。
昨日はイエス様のご復活をお祝いするイースター礼拝が多くの教会で行われました。しかし、日本ではイースターがおめでたい日であると言うことは、クリスマスほどよく知られていないかもしれません。様々な理由があるのでしょうけれども、クリスマスがイエス様のご誕生をお祝いする日であるということは、ある意味で分かりやすいのかもしれません。
一方で、復活されたと言うことにつきましては、どうもよく分からない、ということがあるのではないでしょうか。そして、それも無理のないことかもしれません。なぜなら、イエス様のご復活を直接見ることができました弟子たちもまた、ご復活ということがすぐにはよく分からなかったと聖書に書かれているからです。甦られたイエス様に最初にお会いしました女弟子は、目の前にイエス様がおられるのに、それがわからず、最初は墓地の管理人だと思い込んでいました。
一方で、甦られたイエス様にお会いする前に、墓が空であることを見ただけで何が起こったのかを理解し、イエス様のご復活を信じた弟子もいたと言うことが聖書にしるされております。そうしますと、目で見て確かめることは、必ずしもイエス様を信じることにつながらないということになります。むしろ、神様によってわたしたちの心の目が開かれますときに、イエス様のご復活が信じられ、その意味が分かるのです。