いかがお過ごしですか? 銚子栄光教会の鈴木美津子です。
わたしは、現在印西市にある東京基督教大学の神学科の一年に在籍しています。昨年の4月、52歳で入学しました。この大学は学生も職員も全てクリスチャンです。全寮制ですので、子供のような若い学生たちと「喜びも悲しみも共に」しての日々を送っております。
わたしにとって30年ぶりの学生生活です。しかし、10代と50代の年齢差は予想以上に大きく、期待と希望はあっという間に砕け散り、輝く日々は鬱々とする日々にとって代わりました。深い悲しみに沈みこんだときに神様は一人の友を与えてくださいました。
ローマの信徒への手紙12章15節に「喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい」と記されています。その友はただそばにいて、話を聞いてくれ、一緒に祈ってくれます。わたしたちは苦しみや悲しみの中にいる方に接するとき、一生懸命に何かをしてあげようと思いがちです。しかし、そばにいて喜びに共感し、悲しみに共感する、多くの言葉ではないそのあるがままの行為の中に人間関係の深い真髄が見えるのではないでしょうか。今日も必要を満たしてくださる神様に信頼しましょう。