ご機嫌いかがですか。高島平キリスト教会の豊川修司です。
人間が生きていく上で、水は非常に大切です。大きな災害時には何よりも先ず給水車が出動します。それは人間の命に関わるからです。聖書にも水の大切さを語っている箇所がたくさんあります。その一つが、ヨハネによる福音書4章にある主イエスとサマリヤの女のお話です。
主イエスはエルサレムに向かう途中サマリヤという町を通りました。やっとの思いで井戸のあるところにやってくると、人目を避けて水を汲みに来た女性に会ったのです。イエスは女性に「水を飲ませてください」と頼みました。イエスは女性がなぜ暑い中水を汲みに来たかをご存知でした。それは、彼女には人から後ろ指をさされる苦い経験があったからです。
そこでイエスは、「この水を飲む者はまた渇く。しかし、わたしが与える水は、決して渇かない。わたしが与える水はその人の内で泉となり、永遠の命が湧き出る」と語りました。渇かない水とは主イエスの福音のことです。この水は、サマリアの女が後ろ指をさされることがなく人の前に堂々と出ることができるように、心を変えた水です。あなたも渇かない水、すなわち主イエスの福音を毎日心に飲み続けてください。祈っています。