ご機嫌いかがですか。高島平キリスト教会の豊川修司です。
さて、人生には「もし、神の助けが無かったら、今頃人生の荒波に飲み込まれていただろう」と言うように、過去の危機的状況を思い巡らし、今を感謝するという経験はありませんか。かつては極道の世界を歩いていた人でも、その道から足を洗って牧師になった人が何人かいます。彼らは異口同音に「もし教会に導かれていなければ今も人に迷惑をかけることばかりをしていたと思う」と言います。
旧約聖書詩編124編1節に次の言葉があります。
「主がわたしたちの味方でなかったなら…、
そのとき、わたしたちは生きならが、
敵意の炎に呑み込まれていたであろう。
そのとき、大水がわたしたちを押し流し、
激流がわたしたちを超えて行ったであろう」
と心の様子をこのように水で喩えています。
今の時代でも、荒波はいつも人生に襲いかかっています。確かに人の助けや支えがあって乗り越えるときもあるでしょう。けれどもそれ以上に、今、このように生きることが出来るのは、神の守りと支えがあるからだと心から感謝したいものです。
連日、自然災害が報じられる中、まず、わたしたち自身の体と心が支えられるように祈りましょう。