ご機嫌いかがですか。高島平キリスト教会の豊川修司です。
「人の働く目的とは何ですか」と聞かれたら、何と答えるでしょうか。多くの人は、人の目的は社会に貢献することだとか、幸せに生きるためだと答えるでしょう。でも、「人の主な目的は何ですか」という質問を受けたとしたら、なんと答えるでしょうか。この質問は1647年に作られたウエストミンスター小教理問答書の最初の質問です。人間の目的は、人間側だけから探すのではなく、聖書から見た人間の目的が大事なのです。
旧約聖書のコヘレトの言葉12章1節に、「青春の日々にこそ、お前の創造主に心を留めよ。苦しみの日々が来ないうちに。『年を重ねることに喜びはない』と言う年齢にならないうちに」という言葉があります。
目的を見出せずに年老いていく人間の空しさを描いた言葉です。このようになる前に、若いときに、また、今気付いた時に、わたしたち人間を創造し、今も支えてくださる神に感謝して生きようと薦めています。
人間の主な目的、それは自己満足だけを求める生き方ではなく、ただ唯一真の神を信じていることを最高の喜びとして、神を永遠にほめたたえる生き方です。今日も神と共に歩んでいることを感謝しましょう。