おはようございます。仙台栄光教会のイ クンベです。
「母をなくしたアメリカのロサンジェルス、人種を超えた涙の海」。これは、ロサンジェルスで雑貨店を経営して来た韓国人の葬儀に関する記事の見出しです。暴動でよく知られているこの場所で、彼らから「ママ」と呼ばれていたホンさんが強盗の銃撃によって神のもとに召されたのです。この韓国人が彼らに示した愛は、特別なものでした。
ホンさんは、ミルクを買うお金のない女性に物を無料であげたりしました。自分の店からビールを何本か盗んで逃げる青年の後ろから、「転ばないように気をつけて」と心配する言葉をかけた話は、彼らの間でも有名な話として残っています。このようなホンさんの温かい心に、彼らも感謝で答えました。暴動が起こったとき、住民たちが交代でこの店を守ってくれたそうです。
隣人として当然すべき愛の労が何であるかを知り、行うことこそ、聖書の教えです。神を愛していると言いながら、兄弟を憎む者がいれば、それは偽りのものですと聖書に書いてあります。目に見える兄弟を愛さない者は、目に見えない神を愛することができません。神を愛する人は兄弟をも愛すべきです。(1ヨハネ4:20)