熊田なみ子のほほえみトーク 2011年8月9日(火)放送

熊田 なみ子(スタッフ)

熊田 なみ子(スタッフ)

選択のプライオリティ

 聖書を読み始めた頃、自分の歩む道の選択に迷う時、箴言の言葉は有益でした。思春期の悩みや苦しみが襲ってくる辛い時期、自分勝手な罪の中に苦しむ時、聖書はまさに羅針盤のようでした。あなたもそんな経験があるでしょうか?
 私達はいつも何かを選んで生きていますね。ところがなかなか満足する選択にはならずうまくいきません。私たちが根源的に抱える罪の問題が、私たちを苦しめます。自己中心の欲望に支配される愚かな私たちの姿。でも罪からの救い主イエスさまが共にいてくだされば戦うことができますね。

 「時間」「物」「洋服」「食べ物」「友だち」など。個人もそうですが、学校も会社もそうですね。国々も。FUKUSIMA後、世界のエネルギー問題も。どう優先順位をつけて選んで生きていくかは今日も問いかけられています。どうしようもなく暴れまわってもう抑えきれなくなってしまった原発。放射能汚染の恐怖の中で生きていかねばならない日本になってしまった悲しみ。灼熱の8月。日本は、原爆の悲しさを世界に訴える時でもありますね。近年、地球全体の異常気象がますます多くなり、地球の悲鳴も聞こえてきています。
 こんな世界の中でどのように生きていこうか。これからいったい世界は、日本はどうなっていくのか…。その時、何を一番に考え大切にして生きていかねばならないのか、3.11を境に、大きく生きる価値観が変化していると感じます。神様のみことばに聴きながらますます私たちの歩む道を進んで行きたいですね。

 さて、私がよく読んだ箴言の中にこのような言葉があります。
 「人間は心構えをする。主が舌に答えるべきことを与えてくださる。人間の道は自分の目に清く見えるが、主はその精神を調べられる。あなたの業を主に委ねれば、計らうことは固く立つ。」(16:1-3)。「人間の心は自分の道を計画する。主が一歩一歩を備えてくださる。」(16:9)  くまだなみこ

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