ヘヤーカットに行くと、絶対買わない週刊誌がたくさん置いてありますけれどお料理雑誌もたくさんあって、ここぞといろいろ読んでいます。その記事の中にあった「呼吸でカラダを変える!」女性の喜びそうなタイトルを上手につけますね。私も呼吸法には興味しんしん。早速丁寧に読んでみたのです。
複式呼吸や、胸式呼吸は皆さんよく聞くと思うのですが、もうちょっと効き目のあるという「深腹式呼吸」という記事でした(オレンジページ、2010年5月2日号)。複式よりさらに深く、ゆっくりらくに、息を吐くことを重視するのだそうです。
その記事で教えられたのですが3つの呼吸法の筋肉の使い方です。胸式は胸郭の中の助間筋を使い、腹式は横隔膜を動かす、深腹式は、腹筋の中でも一番奥深くにある腹横筋を使って息を吐き、自然にまかせて息を吸うということです。私たちのお腹をぐるりと一周している筋肉が腹横筋。内臓を包み込んでいるものです。深く息をすることで刺激するのだそうです。いつでもどこでも大丈夫とのことですから、早速実践してみたいですね。でも私の「ことばのレッスン」では、似た様な呼吸を今までも取り入れていたような気がします。
私はこの呼吸のことを思うたびに、創世記の人間の創造を思います。「主なる神は…その鼻に命の息を吹き入れられた。人はこうして生きる者となった。」(創世記2:7)私たちは単なる動物ではなくて、生ける真の神様の芸術作品であること。ということはこの地球に満ちる全ての命も大自然も。
いつも自分で自分をいじめて自己嫌悪になる私たちが、命の息を神様から吹き込まれた存在であることを知る時、新たな光が私たちの暗闇に差し込んでくるように思います。なぜ私はこのような姿でいまここに生かされているのか、その答えが聖書にあるのです。今日も生きている私たちの一呼吸一呼吸は神様がくださる恵みですね。 くまだなみこ