今日もお元気にお過ごしですか。三郷教会の持田浩次です。
どの国の歴史を見ても、いろんなことが調子良くいつまでも順調な時代はありませんでした。なにもかも、人のなすことは限界があり、期限があり、永遠ではないのです。
3月11日の東日本大震災が起きてから、それまで、いつまでも安定しているように見えていたものもぐらぐらと揺らいでしまいました。土台としていたものが揺らぐとき、心は弱気になってしまうものですね。
わたしたちの人生の土台は何でしょうか。財産をたくさん持っていることでしょうか。健康や体力でしょうか。いろいろなものがありますが、どれも絶対的なものではありません。決して揺らぐことのない土台こそ、今、みんなが求めているものだと思います。
聖書は、神様がわたしたちの命も人生も守られ、導いておられることを教えています。神様は、永遠から永遠まで存在されるお方です。この神様に守られるとき、導かれて生きるとき、わたしたちは最も安心して身も魂も安らぐことができるのです。
世の中が移り変わり、どんなに浮き沈みがあっても、神様は、あなたを守って、揺らぐことがないようにしてくださいます。
今日の聖書の言葉。
「あらゆる恵みの源である神、すなわち、キリスト・イエスを通してあなたがたを永遠の栄光へ招いてくださった神御自身が、しばらくの間苦しんだあなたがたを完全な者とし、強め、力づけ、揺らぐことがないようにしてくださいます。」ペトロの手紙第一 5章10節