いかがお過ごしでしょうか。湘南恩寵教会の鈴木牧雄です。
今日も最初に、聖書の言葉に耳を傾けたいと思います。
詩編33編13節からです。
主は天から見渡し
人の子らをひとりひとり御覧になり
御座を置かれた所から
地に住むすべての人に目を留められる。
人の心をすべて造られた主は
彼らの業をことごとく見分けられる。
主なる真の神は、全知全能の神であられます。天地万物を造られた神であられます。わたしという人間の命も心も造ってくださいました。そして、今も天からわたしたち一人ひとりを御覧くださり、心の中もすべてご存じであられます。
ところで、小さい頃よく「隠しても、神様はご存じだよ」と言われたのではないでしょうか。主なる神もわたしたちを天から見張り、心の中まで取り締っているのでしょうか。
そうではありません。主なる神がわたしたちに命と心を造ってくださったのは、わたしたち一人ひとりに人間として尊く生きてほしいからです。だから、今も天から見守ってくださっているのです。失敗した時も、わたしたちの心をすべてご存じですから、ちゃんと理解してくださいます。もちろん、悪い心もお見通しでその時は叱られますが、それは、わたしたちの心が道から外れることなく尊く生きさせるためです。
神を信じる信仰とは、このような神を「わたしの天の父」と信じることです。わたしたちも天の父なる神を信じ信頼して歩み始めるなら、安心して真っすぐに生きることができます。